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2011年6月18日土曜日

アーメダバードへ


残りの2人とも別れ、僕はアーメダバードへ行く事にした。東に200kmぐらいかな?鉄道のスピードは遅いので、寝台で行く事にした。

インドの鉄道は数時間から半日は普通に出発が遅れるけど、今回はすんなり出発した。
寝台は上から3列あって、自分は一番上だった。僕は背が高いので、身をかがめて、持って来た寝袋にもぐりこむ。 下でオヤジが携帯でなにやらわめいてる
なかなか寝付けんかった
列車の『ガーッ』って燃費悪そうな轟音が最初は慣れなかったけど、徐々に心地よくなってきて、寝た。


アーマダバード到着!

夜中だったので、宿の客引きも油断していたのか、あまり寄って来なかった。
駅周辺を適当に歩く。 マニアックな地域なのか、ガイドブックでもここは1ページしか紹介されてない。

地球の歩き方の説明文を見ると、『この街には中心に彫刻が施された、立派な井戸があります』と書いてる。あと挿絵が入ってる。以上。こんだけ。


ここで役に立つのが、最強のガイドブック『ロンリープラネット』です。旅人の間で交わされる会話の『ロンプラ』とはこのことです。

マニアックな情報が満載!!宿情報はもちろん、『どこどこのオヤジは気前いい!』や、『裏技的な買い物』『最安での移動法』など、かゆい所に手が届く、むしろ 掻きすぎて血が出るくらいの充実っぷり!

アーマダバードのページをパラリとめくる!
そこで紹介されてる近くの宿へチェックイン!

 受付のオヤジが寝てるのでゆり起こす
オヤジは「ん、、ああ、客か、、、」といった風に「空いてるから適当に入んな」と言った。

アーマダバードは田舎なんだろうか?ムンバイよりもテンションが大分ローな気がする
空いてる部屋を見つけて入る。 簡易ベッド1つに、窓は鉄格子、そんだけのスタンダードな宿だった。確か宿代は100ルピーで、『ガイドブックを見て来た』と言うと10ルピー安くなった。

この頃僕の体調は最悪で、頭痛と吐き気と熱と下痢がひどくなって、ずっと横になってたんだけど、一向に改善しない。バファリンの愛情パワーを使っても、正露丸でも全く効かない。 
特に万能薬と思っていた正露丸でさえ効果無しなのがショックだった。子供の時から、歯が痛い時も、頭痛も、関節痛もぜーんぶ治して来たのに・・・。

下痢で脱水症状になるといけないので、持ってきたアクエリアスの粉末を溶かして飲む。
時々、気分悪さがひどくなって、共同のシャワールーム行って思いっきり吐く、、、いろんなもんが出た。朝食ったナンとかサモサとかヨーグルトが出た。 精神的にも参って来て、なんでか『さよならニッポン・・・』ってわけ分からん一文が頭に浮かんだり。

その時アウランガーバードで買った薬を思い出した。宿屋のニーチャンに『インドでかかった病気はインドの薬でしか治せない』と言われて、雑貨屋で一応買ってたんだっけ、、、
早速服用してみる。 最初は何もおこらなかったけど、1日過ぎる頃には少し良くなって来た。徐々に熱が引いて行く感じがする。 やばい。効く!すごい!なんや!スカッッッッ!!
2日目には全快した! なんで?!成分はなんや!うおっっ!

持参した日本の薬を1週間飲んでも全然治らんかったのに、、、、やっぱ『現地に従え』ってことね。

ムンバイとその博物館について


パーティのメンバーはそれぞれ行き先が違う。1人旅のほとんどの人はどこに行くかは決めてない人が多いけど、その時「行きたい!」と思ったとこに行きたい。


シンさんとはここで別れる事になった。「バラナシ行って、最終的には南下ってゴア行きたい」って言ってた気がする。

マジ世話になった。僕が体調崩して宿でずっと寝てた時に、代わりに買い物してくれてありがとう。バトルの基本を教えてくれてありがとう。

残りの3人はまたムンバイに戻る事にした。ムンバイの町並
戻って情報を集めて、今後のおおまかなプランをたてようと思った。

ムンバイ着いて、適当に宿決めて、メシ食ったり、色々雑用を済ます。


博物館見に行った。受付に『外国人200ルピー、インド人10ルピー』と書いた料金表があった。
鬱憤が溜まっているせいか、この『外国人200ルピー』を、削り取って『2ルピー』にして、受付に「だって2ルピーって書いてるぞ!通せこの野郎!!」とインド人式に闘おうか、などと考えた。
でもこの料金表、よく見ると『ただし学生は10ルピー』と書いてる。僕は学生だ。
受付に国際学生証を見せる。
10ルピーで普通に入れた

博物館の内容はあまり覚えていない。
やたら広くて、動物の剥製がたくさんあったのは覚えてる。 土偶やら、絵画がたくさんあったのも覚えてる。 しかし何がメインだったか覚えてない。
 興味がないなら行くべきではない

インド門を見に行く。 まだ改装が終わらないらしく、覆いが取れてない。 物売りが多い。人ぐらいの大きさの風船売るオヤジの声が響く。チャイ売りが「いらない」って言った30秒後にまた売りつけてくる。くつみがきとか、ヘナ屋とか、アクセサリ屋が密集してる。
インド門でチャイをすすりながら海を眺める。何に納得したのか『ふーん』って気持ちになった。

この時、なぜが「北に行こう」と思った。

2011年6月16日木曜日

アウランガーバード、あるいはエローラ遺跡


アウランガーバードへ行く事にした。
エローラ遺跡で世界的に有名な所である。例の3人の結束は今やかたい。


鉄道で行く事にした。というか移動はほぼ鉄道かバスなんだけど。

駅でチケット買う。クラスは、忘れた。。2等か3等やったと思う。安いやつ。
数百kmだから5、6時間で着くと思う。


列車が走り始めてちょっとしてから、まわりに人が群がって来た、、外国人が珍しいようだ。「どこへ行くんだ?」と聞いて来るから「エローラ」と答えると、みんな「グッド」と満足そうにうなずく。特にガキがまとわりついてくる。どっから来た?とか、メールアドレス教えて!とか、家族構成はなんだ?とかいろいろ聞いてくる、、、アウランガーバードへ向かう鉄道の中で



その中に、「目的地に着いたら宿を手配してやろう」という(自称)医者のイケメン兄貴がいて、いろいろ世話やいてくれた。



彼らはなかなか友好的で、カーストでも上位に位置するのか、金をせびってくるようなことは無かった。むしろ通路を行き来する食いもん売りからいろいろ買って食わしてくれた。干しぶどうとか木の実とか、揚げ物とか。結構ウマいのもあったが、全体的に、なんか香辛料が効いていた。ぶどうさえスパイス効いてるんだぜ、、、


iPodで曲を聞かせてみた。いろいろ聞いてみて、ガキは椎名林檎の「ギプス」が気に入ったようだった。『I 罠 be with you』のフレーズのとこで、「グッド!グッドソング!!」と連呼して来た。英語やから理解できたんやろうと思う。



しかしその後、ガキは曲よりもiPodに初期から入ってるミニゲームに夢中になった。



デジカメもやはり人気で、撮りまくりよる。
無理矢理席に割り込んで来てフテネをはじめるじじいツインズ。腹がたったので激写する。


子供達は「おれがベストなショットを撮ってやるから貸してみろ!」と言ってくるんだけれど、思いっきりブレとる。心ゆくまで撮らせて、まとめてデリートする。



そして、やはり金にも興味あるらしく、日本の金をぜひみせてほしい!!!!!!!と鼻息荒く言われた。トモさんは(よせばいいのに)千円札を見せていた。僕はコインを一通り見せ、そのあと一円玉を子供にあげたら、そのコインを巡って周囲のガキが押し寄せ、地獄絵図になった。。。



そうこうしているうちに、列車はアウランガーバードへ到着!



僕らの周りに客引き殺到。さっきの医者のナイスガイがその中からベストな宿を選んでくれて、宿のスタッフに「手厚くやったってくれ」的な事内容を現地語で伝えてくれた。



チェックイン、荷物を下ろす。

早速エローラ遺跡へ行くため、スタッフと交渉に入る。

遺跡までは結構遠く、車しか手段はない。「一人1000ルピーかかる」とスタッフは言う。
そこをすかさず3人で「200にしろ!」というと、スタッフの顔が引きつった、、、そして
350が限度だ!ラストプライス!!!吠えて来た

・・・いきなりラストプライスを繰り出すインド人は珍しい。通常は5回、6回と交渉を繰り返すんですけれども・・・よほど「200」の数字がカンにさわったんだろうか??勝負は一瞬で終わってしまい、350に決定した。



今回、仲間が1人加わりました。

jicaで、ネパールで日本語を教えており、休暇でインドに来ているとの事。小柄ですごい優しい女性なんですが、断るときはダンコ「NO!」を貫く心強い方です。一輪花咲いたス



満を持して遺跡へ向かう!



車窓にはずっと平原が広がる。これが「パンパ」ってやつか?それは南米やろ、、、デカン高原かな?? などと考えていると、検問所みたいなのがあって、ガードマンが通行料を払えと言って来た。ドライバーが『おまえら払って』と言ってくるけど、かたくなに「イヤダ」を連発してドライバーに払わせた。 当然だろ!全部込みで払ってんだからヨ!!



このあとガソリン入れたときも、また「払え」と言って来たけど、同様に返す。ダンコ払わない。
アウランガーバードの遺跡
遺跡にはまだ着かない。途中、砦みたいな所で小休止をとる。
なかなかイカしたとこで、頂上の景色はスバラシかった。

所々に猿がいるのもいとをかし。頂上はさらなり。
エローラ遺跡に行く前に満足度が満たされてしまいそうになる。

そこをセーブし、遺跡へ向かう。

そして到着!
思ったより大きい!!
壁に彫刻された動物とか、仏とか、腕が何本もある神とか、いかにもダンジョンっぽい。規模が大きいので、タクシーらしき乗り物が周遊してる。世界各国からの旅行者も多かった。

はっきり言う。自分は遺跡には興味がない。なのでここでの描写はカットする。

この遺跡巡りのときの記憶はなぜか曖昧である。だからこの日の描写も中身がウスい。遺跡の食堂で何かを食べたのは覚えているんだけど、、、なんだろ???